問題
ソフトウェアの制作途中で、外部に支払った制作費用¥1,200,000を当座預金で支払った。完成・使用開始前であるため、いったん仮勘定で処理する。適切な仕訳を示す。
選択肢
- 1(借) ソフトウェア 1,200,000 / (貸) 当座預金 1,200,000
- 2(借) ソフトウェア仮勘定 1,200,000 / (貸) 当座預金 1,200,000
- 3(借) 建設仮勘定 1,200,000 / (貸) 当座預金 1,200,000
- 4(借) 研究開発費 1,200,000 / (貸) 当座預金 1,200,000
正解
2. (借) ソフトウェア仮勘定 1,200,000 / (貸) 当座預金 1,200,000
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
制作途中の支出の仕訳は、ソフトウェア仮勘定¥1,200,000を借方、当座預金¥1,200,000を貸方に計上する。ソフトウェアの制作が複数期にわたる場合、完成・使用開始前の段階で支出した制作費用は、いったんソフトウェア仮勘定で処理する。ソフトウェア仮勘定は、まだ完成しておらず償却を開始できないソフトウェアの制作支出を集計しておくための勘定であり、有形固定資産における建設仮勘定に相当する。本問では外部に支払った制作費用¥1,200,000をソフトウェア仮勘定の借方に計上する。完成して使用を開始した時点で、ソフトウェア仮勘定の残高をソフトウェア本勘定へ振り替え、そこから見込利用可能期間にわたる償却を開始する。誤りやすいのは、完成前にソフトウェア本勘定へ直接計上してしまう点や、有形固定資産の建設仮勘定で処理してしまう点である。ソフトウェアという無形固定資産の制作途中の支出には、建設仮勘定ではなくソフトウェア仮勘定を用いる点を押さえる。また、研究開発に該当する段階の支出は研究開発費として費用処理するため、資産計上できる制作費との区別も必要である。本問は資産計上できる制作費の仮勘定計上を問うている。
仕訳問題を解く
4分野の700問を学習