問題
ソフトウェア仮勘定¥1,200,000で処理していた自社利用ソフトウェアが完成し、使用を開始した。本勘定へ振り替える仕訳を示す。
選択肢
- 1(借) ソフトウェア 1,200,000 / (貸) 当座預金 1,200,000
- 2(借) ソフトウェア仮勘定 1,200,000 / (貸) ソフトウェア 1,200,000
- 3(借) ソフトウェア 1,200,000 / (貸) ソフトウェア仮勘定 1,200,000
- 4(借) ソフトウェア償却 1,200,000 / (貸) ソフトウェア仮勘定 1,200,000
正解
3. (借) ソフトウェア 1,200,000 / (貸) ソフトウェア仮勘定 1,200,000
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解説
本勘定への振替えの仕訳は、ソフトウェア¥1,200,000を借方、ソフトウェア仮勘定¥1,200,000を貸方に計上する。制作途中のソフトウェアの支出はソフトウェア仮勘定に集計されているが、これは未完成資産を表す経過的な勘定であり、そのままでは償却を開始できない。ソフトウェアが完成し使用を開始した時点で、ソフトウェア仮勘定の残高¥1,200,000を、本勘定であるソフトウェア(無形固定資産)へ振り替える。本問ではソフトウェアを借方、ソフトウェア仮勘定を貸方に計上して振り替える。振替え後は、自社利用ソフトウェアであれば見込利用可能期間(原則5年以内)にわたって定額法・直接法で償却を開始する。誤りやすいのは、振替時に当座預金を動かしてしまう点である。仮勘定から本勘定への振替えは、すでに支出済みの金額を勘定間で移すだけの内部振替であり、新たな現金支出は伴わない。借方を本勘定、貸方を仮勘定とする方向を取り違えないことも重要である。建設仮勘定から建物本勘定への振替えと同じ構造であり、完成・使用開始が振替えと償却開始の起点となる点を押さえる。
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