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固定資産難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題固定資産 第192問

問題

機械(取得原価¥2,000,000、減価償却累計額¥1,200,000、間接法)を期中に同種の機械と交換し、交換差金¥100,000を現金で支払った。自己所有資産の帳簿価額を引き継ぐ(交換)処理による場合、取得した新機械の取得原価を計上する仕訳を示す。

選択肢

  1. 1(借) 機械 900,000 / (貸) 現金 900,000
  2. 2(借) 機械 800,000, 機械減価償却累計額 1,200,000 / (貸) 機械 2,000,000
  3. 3(借) 機械 2,000,000 / (貸) 機械 2,000,000
  4. 4(借) 機械 900,000, 機械減価償却累計額 1,200,000 / (貸) 機械 2,000,000, 現金 100,000

正解

4. (借) 機械 900,000, 機械減価償却累計額 1,200,000 / (貸) 機械 2,000,000, 現金 100,000

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解説

交換の仕訳は、機械(新)¥900,000・機械減価償却累計額¥1,200,000を借方、機械(旧)¥2,000,000・現金¥100,000を貸方に計上する。同種の固定資産同士を交換した場合、交換は等価値のものの取替えとみなされ、原則として提供した自己資産の帳簿価額を、取得した新資産の取得原価として引き継ぐ(簿価引継法)。損益を認識しないのが特徴である。まず提供した旧機械の帳簿価額を求める。取得原価¥2,000,000−減価償却累計額¥1,200,000=¥800,000である。本問では交換に際し交換差金¥100,000を現金で支払っているため、これを加算する。新機械の取得原価=旧機械の帳簿価額¥800,000+支払った交換差金¥100,000=¥900,000となる。仕訳では旧機械の取得原価¥2,000,000を消去し累計額¥1,200,000を取り崩し、支払った現金¥100,000を貸方に計上する。誤りやすいのは、同種資産の交換なのに新機械を時価で計上して交換損益を認識してしまう点である。同種資産の交換では時価評価せず、提供資産の簿価に差金を加減した額を取得原価とする点を押さえる。これは異種資産の交換(時価で計上し損益認識)とは扱いが異なる。

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