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引当金難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題引当金 第214問

問題

株主総会で承認された役員賞与¥2,000,000を当座預金から支給した。前期末に役員賞与引当金¥2,000,000を計上している。

選択肢

  1. 1(借) 役員賞与 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  2. 2(借) 役員賞与引当金 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  3. 3(借) 役員賞与引当金繰入 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  4. 4(借) 繰越利益剰余金 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000

正解

2. (借) 役員賞与引当金 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000

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解説

株主総会で承認された役員賞与¥2,000,000を当座預金から支給したとき、前期末に役員賞与引当金¥2,000,000を計上しているので、支給時はこの引当金を取り崩します。借方は役員賞与引当金¥2,000,000、貸方は当座預金¥2,000,000で、損益には影響しません。役員賞与の費用は、職務執行が行われた前期の決算で役員賞与引当金繰入として既に計上済みだからです。当期に改めて役員賞与(費用)を計上すると、同じ職務執行の対価を二期にわたって二重に費用計上することになってしまいます。これが費用収益対応に基づく引当金の充当処理です。注意点として、引当額と実際の支給額が一致しない場合は、不足分を当期の費用(役員賞与など)で補い、逆に支給額が引当額を下回る場合は超過分を役員賞与引当金戻入として処理します。役員賞与を繰越利益剰余金から直接減額する旧来の利益処分方式と取り違えないことも大切です。

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