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社債難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第243問

問題

額面総額¥6,000,000の社債のうち額面¥2,000,000を、買入価額¥100につき¥98で当座預金により買入償還した。買入時の当該部分の帳簿価額は¥1,960,000であった。

選択肢

  1. 1(借) 社債 2,000,000 / (貸) 当座預金 1,960,000, 社債償還益 40,000
  2. 2(借) 社債 1,960,000, 社債償還損 40,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  3. 3(借) 社債 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  4. 4(借) 社債 1,960,000 / (貸) 当座預金 1,960,000

正解

4. (借) 社債 1,960,000 / (貸) 当座預金 1,960,000

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解説

買入償還は満期前に市場から社債を買い入れて消却する取引で、消滅させる帳簿価額と実際に支払う買入価額との差で償還損益を判定する。買入価額=¥2,000,000×98/100=¥1,960,000となり、当該部分の帳簿価額も¥1,960,000なので、社債¥1,960,000を借方で消し、当座預金¥1,960,000を貸方とする。両者が一致するため社債償還損も社債償還益も生じない。償還損益は帳簿価額から買入価額を差し引いて求め、帳簿価額が買入価額より大きければ社債償還益、小さければ社債償還損となるが、本問はちょうど等しい特殊なケースである。注意点として、ここで消すのは額面¥2,000,000ではなく当該部分の帳簿価額である。満期償還や抽選償還は常に帳簿価額=額面で損益が出ないのに対し、買入償還は市場価格しだいで損益が出るのが特徴で、この区別が1級でよく問われる。

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