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社債難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第244問

問題

額面¥3,000,000の社債を買入価額¥100につき¥97で当座預金により買入償還した。買入時の当該部分の帳簿価額は¥2,940,000であった。

選択肢

  1. 1(借) 社債 2,910,000 / (貸) 当座預金 2,940,000
  2. 2(借) 社債 2,940,000, 社債償還損 30,000 / (貸) 当座預金 2,970,000
  3. 3(借) 社債 3,000,000 / (貸) 当座預金 2,910,000, 社債償還益 90,000
  4. 4(借) 社債 2,940,000 / (貸) 当座預金 2,910,000, 社債償還益 30,000

正解

4. (借) 社債 2,940,000 / (貸) 当座預金 2,910,000, 社債償還益 30,000

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解説

買入償還の損益は、消滅させる社債の帳簿価額と支払う買入価額との差額で決まる。買入価額=¥3,000,000×97/100=¥2,910,000であり、当該部分の帳簿価額¥2,940,000を借方で取り崩し、当座預金¥2,910,000を貸方で支払う。帳簿価額¥2,940,000が買入価額¥2,910,000を上回るため、差額¥30,000は社債償還益(特別利益などの貸方項目)として計上する。これは帳簿上の負債¥2,940,000をより少ない¥2,910,000の支出で消せたことによる利得である。式で表すと償還損益=帳簿価額−買入価額=¥2,940,000−¥2,910,000=+¥30,000で、プラスなら償還益となる。誤りやすいのは額面¥3,000,000を消してしまう点で、消すのはあくまで帳簿価額である。市場価格しだいで損益が出る買入償還は、帳簿価額=額面のため損益が出ない満期償還や抽選償還とは性質が異なる。

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