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社債難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第246問

問題

額面総額¥10,000,000・期間5年の社債を抽選償還の条件で発行している。当期に額面¥2,000,000分が抽選で当選し、額面金額を当座預金から償還した。当該部分は償却済みで帳簿価額=額面とする。

選択肢

  1. 1(借) 社債 10,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  2. 2(借) 社債利息 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000
  3. 3(借) 当座預金 2,000,000 / (貸) 社債 2,000,000
  4. 4(借) 社債 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000

正解

4. (借) 社債 2,000,000 / (貸) 当座預金 2,000,000

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解説

抽選償還は発行した社債のうち抽選で当選した分を、あらかじめ定めた額面金額で各期に分割償還していく方法である。当期に当選した額面¥2,000,000について、当該部分の帳簿価額=額面¥2,000,000を借方で取り崩し、当座預金¥2,000,000を貸方とする。本問では当該部分が償却済みで帳簿価額が額面に一致しているため、支払額と消す帳簿価額が等しく、社債償還損益は生じない。これは満期償還と同じく、償却原価法によって償還時点の帳簿価額が額面まで調整されていることが前提になっている。誤りやすいのは、社債総額¥10,000,000を消してしまう点や、償還額¥2,000,000を社債利息として処理してしまう点である。消すのは当選した部分の帳簿価額に限られる。市場から時価で買い入れて損益が出る買入償還とは異なり、抽選償還と満期償還はいずれも額面での償還なので損益が出ないという共通点を押さえておきたい。

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