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社債難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第251問

問題

額面総額¥6,000,000の社債(払込金額¥5,700,000、期間3年)について、定額法による償却原価法を適用し、当期分の償却額を計上する。

選択肢

  1. 1(借) 社債利息 300,000 / (貸) 社債 300,000
  2. 2(借) 社債 100,000 / (貸) 社債利息 100,000
  3. 3(借) 社債利息 100,000 / (貸) 社債 100,000
  4. 4(借) 社債利息 200,000 / (貸) 社債 200,000

正解

3. (借) 社債利息 100,000 / (貸) 社債 100,000

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解説

この社債は払込金額¥5,700,000が額面¥6,000,000を下回る割引発行であり、償却原価法で配分すべき差額=¥6,000,000−¥5,700,000=¥300,000となる。定額法ではこの差額を期間で均等配分し、¥300,000÷3年=¥100,000が当期の償却額である。割引発行では帳簿価額を満期に向けて額面まで増やすため、¥100,000を社債利息(費用)として借方に計上し、同額だけ社債の帳簿価額に加算(貸方の社債)する。これは金融商品会計基準が、額面と払込金額の差額を金利の調整とみなし各期の損益へ配分すると定めることに基づく。注意点として、この償却は現金支出を伴わない帳簿上の調整なので、相手勘定は当座預金ではなく社債である。科目もあくまで社債利息であり支払利息ではない。利息法を採用すれば帳簿価額に実効利子率を乗じるため毎期の金額が変動するが、定額法では毎期一定の¥100,000となる点が両者の違いである。

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