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社債難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第252問

問題

打歩発行した社債(額面¥5,000,000、払込金額¥5,150,000、期間5年)について、定額法による償却原価法を適用し当期分の償却額を計上する。

選択肢

  1. 1(借) 社債利息 30,000 / (貸) 社債 30,000
  2. 2(借) 社債 30,000 / (貸) 社債利息 30,000
  3. 3(借) 社債 150,000 / (貸) 社債利息 150,000
  4. 4(借) 社債利息 30,000 / (貸) 当座預金 30,000

正解

2. (借) 社債 30,000 / (貸) 社債利息 30,000

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解説

この社債は払込金額¥5,150,000が額面¥5,000,000を上回る打歩発行であり、償却原価法で配分すべき差額=¥5,150,000−¥5,000,000=¥150,000となる。打歩発行では帳簿価額が額面より大きいため、満期に向けて毎期減額して額面に近づけていく。定額法では¥150,000÷5年=¥30,000が当期の償却額で、社債¥30,000を借方で取り崩して帳簿価額を減らし、同額を社債利息の減少として貸方に計上する。割引発行が社債利息を増やしながら帳簿価額を額面まで増額していくのとは逆向きの調整になる点が、打歩発行で最も間違えやすいところである。これは額面と払込金額の差額を金利の調整とみなす金融商品会計基準の償却原価法の帰結であり、打歩発行ではクーポンが市場金利より高い分だけ実質的な利息を各期で減らす効果をもつ。償却は現金支出を伴わないため相手勘定は当座預金ではなく社債であり、利息法では帳簿価額に実効利子率を乗じるため毎期の金額が変動する。

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