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社債難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第253問

問題

額面総額¥9,000,000・期間6年の社債を毎期額面¥1,500,000ずつ抽選償還する条件で発行している。第1回の抽選償還として額面¥1,500,000を額面金額で当座預金により償還した。当該部分は帳簿価額=額面である。

選択肢

  1. 1(借) 社債 1,500,000 / (貸) 当座預金 1,500,000
  2. 2(借) 社債 9,000,000 / (貸) 当座預金 1,500,000
  3. 3(借) 社債利息 1,500,000 / (貸) 当座預金 1,500,000
  4. 4(借) 当座預金 1,500,000 / (貸) 社債 1,500,000

正解

1. (借) 社債 1,500,000 / (貸) 当座預金 1,500,000

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解説

抽選償還は社債の一部を毎期くじ引きで選び、額面金額で計画的に償還していく方法である。本問では当該部分が平価で発行され帳簿価額=額面¥1,500,000であるため、社債(借方)¥1,500,000を消去し当座預金(貸方)¥1,500,000を支払うのみで、償還損益は生じない。額面で発行した社債を額面で返済すれば差額がゼロになる、と押さえると理解しやすい。なお打歩や割引で発行され償却原価が額面と異なる場合は、消去する帳簿価額と支払額の差が社債償還損益として生じるため、本問のように当該部分が平価かどうかの確認が重要となる。抽選償還は満期に一括返済する満期償還や、市場から買い戻す買入償還と並ぶ償還形態で、毎期の資金負担を平準化できる点に特徴がある。社債の減価スケジュールを正しく追えるかが問われる1級特有の論点である。

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