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社債難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題社債 第256問

問題

額面総額¥1,000,000の社債(払込金額¥970,000、期間2年)の満期日が到来し、額面金額を当座預金から償還した。償却原価法(定額法)による償却は前期末・当期末ともに完了している。

選択肢

  1. 1(借) 社債 970,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
  2. 2(借) 社債 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000
  3. 3(借) 社債 1,000,000, 社債償還損 30,000 / (貸) 当座預金 1,030,000
  4. 4(借) 社債 970,000, 社債利息 30,000 / (貸) 当座預金 1,000,000

正解

2. (借) 社債 1,000,000 / (貸) 当座預金 1,000,000

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解説

満期償還は約定どおり満期日に額面金額で社債を返済する手続である。本問の社債は払込金額¥970,000で発行され額面¥1,000,000との差額¥30,000を割引発行差金として抱えていたが、期間2年にわたり償却原価法(定額法)で毎期¥15,000ずつ社債利息に振り替えられ、満期時点では帳簿価額が額面¥1,000,000まで増加して一致している。したがって社債¥1,000,000を消去し、当座預金¥1,000,000で支払うだけでよく、償還損益は生じない。ポイントは、割引発行であっても満期までに償却が完了していれば帳簿価額=額面となり、発行差額が損益として現れない点である。誤りやすいのは、消去額を発行時の¥970,000のままにしたり、満期時に改めて社債利息¥30,000を計上してしまう点で、償却は前期末・当期末に既に終わっていることを見落とさないよう注意したい。

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