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現金預金・金銭債権難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題現金預金・金銭債権 第383問

問題

決算において現金の実際有高¥98,000が帳簿残高¥100,000より¥2,000不足していた。原因は不明である。現金過不足を計上する仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 現金 2,000 / (貸) 雑益 2,000
  2. 2(借) 現金過不足 2,000 / (貸) 現金 2,000
  3. 3(借) 雑損 2,000 / (貸) 現金過不足 2,000
  4. 4(借) 雑損 2,000 / (貸) 現金 2,000

正解

4. (借) 雑損 2,000 / (貸) 現金 2,000

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解説

結論として決算時に原因不明の現金不足が判明した場合、現金過不足勘定を経由せず直接、雑損(借方)で処理し現金を実際有高に合わせて、(借)雑損2,000(貸)現金2,000とする。計算は、帳簿残高¥100,000と実際有高¥98,000の差¥2,000が不足額となる。理論的に、現金過不足は期中に原因不明の過不足が生じたときに一時的に用いる仮の勘定で、原因が判明すれば適切な科目へ振り替え、決算までに原因がわからなければ雑損または雑益に振り替えて締め切る。本問は決算時点で判明し原因不明であるため、現金過不足勘定をいったん使うまでもなく直接雑損として処理し、現金を実際有高¥98,000に修正する。不足(実際<帳簿)は費用としての雑損、超過(実際>帳簿)は収益としての雑益となる。誤りやすい点は、決算時にも現金過不足勘定を残してしまうことである。現金過不足は一時的な勘定であり決算をまたいで残してはならない。原因不明のまま決算を迎えたら必ず雑損・雑益へ振り替える。また不足なのに雑益としたり、現金を増やす方向に修正したりする誤りにも注意し、不足は雑損・現金の減少で処理する。

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