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現金預金・金銭債権難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題現金預金・金銭債権 第384問

問題

決算において、得意先振出の小切手¥30,000を現金として処理すべきところ未記帳であった。現金の修正の仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 当座預金 30,000 / (貸) 売掛金 30,000
  2. 2(借) 売掛金 30,000 / (貸) 現金 30,000
  3. 3(借) 受取手形 30,000 / (貸) 売掛金 30,000
  4. 4(借) 現金 30,000 / (貸) 売掛金 30,000

正解

4. (借) 現金 30,000 / (貸) 売掛金 30,000

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解説

結論として他人振出の小切手は通貨代用証券として現金で処理する。未記帳の¥30,000について現金(借方)を計上し、対応する売掛金(貸方)を消去して、(借)現金30,000(貸)売掛金30,000とする。理論的に、簿記上の現金には硬貨・紙幣などの通貨だけでなく、ただちに通貨と引き換えられる通貨代用証券も含まれる。具体的には他人振出の小切手、送金小切手、郵便為替証書、配当金領収証、期限到来後の公社債利札などが現金として扱われる。本問の得意先振出の小切手はまさに他人振出小切手であり、受け取った時点で現金として処理すべきものである。未記帳であったため、現金を増加させ、回収された売掛金を消去する修正仕訳を行う。誤りやすい点は、他人振出小切手を当座預金や受取手形で処理してしまうことである。自社が振り出した小切手は当座預金の減少だが、他人振出の小切手を受け取った場合は現金の増加となる。また小切手を手形と混同しないことも重要で、小切手は一覧払いの通貨代用証券として現金扱い、手形は受取手形として別管理する。通貨代用証券の範囲を正確に覚えておくことが現金の範囲の論点で問われる。

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