問題
吸収合併で生じたのれん¥240,000を、効果の及ぶ期間10年で定額法により償却している。取得から3年経過後の決算日における当期のれん償却の仕訳を示しなさい。
選択肢
- 1(借) のれん償却 24,000 / (貸) のれん 24,000
- 2(借) のれん償却 8,000 / (貸) のれん 8,000
- 3(借) のれん償却 72,000 / (貸) のれん 72,000
- 4(借) のれん償却 240,000 / (貸) のれん 240,000
正解
1. (借) のれん償却 24,000 / (貸) のれん 24,000
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解説
のれんは効果の及ぶ期間にわたって定額法等で規則的に償却するため、各事業年度の償却額は毎期一定となる。年間償却額=のれん計上額240,000÷償却期間10年=24,000であり、取得から何年経過していても1年分の償却額は変わらず24,000である。本問は取得から3年経過後の決算であるが、経過年数は当期の償却額に影響しないため、当期のれん償却の仕訳は借方「のれん償却」24,000、貸方「のれん」24,000となる。定額法の特徴は毎期均等額を費用配分する点にあり、3年分まとめて24,000×3=72,000を計上するのは誤りである(それは過年度分も含む累計であって当期分ではない)。誤りやすいのは、当期分と累計額を取り違える点や、月数按分が必要と勘違いして金額を変える点である。なお、のれんは貸方で直接減額するため、3年経過後ののれん残高は240,000−24,000×3=168,000となるが、当期の償却仕訳自体は24,000のみである点を押さえておきたい。
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