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合併・連結難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題合併・連結 第414問

問題

当社はJ社を吸収合併した。J社の諸資産(時価)¥1,200,000、諸負債(時価)¥700,000、取得原価(交付株式の時価・全額資本金)¥620,000であった。合併の仕訳として正しいものを選びなさい。

選択肢

  1. 1(借) 諸資産 1,200,000 / (貸) 諸負債 700,000, 資本金 500,000
  2. 2(借) 諸資産 1,200,000, のれん 120,000 / (貸) 諸負債 700,000, 資本金 620,000
  3. 3(借) 諸資産 1,200,000 / (貸) 諸負債 700,000, 資本金 620,000, 負ののれん発生益 ▲120,000
  4. 4(借) 諸資産 1,200,000, のれん 120,000 / (貸) 諸負債 700,000, 資本金 500,000, 資本準備金 120,000

正解

2. (借) 諸資産 1,200,000, のれん 120,000 / (貸) 諸負債 700,000, 資本金 620,000

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解説

パーチェス法により受入資産・負債を時価評価し、取得原価との差額をのれんとして処理する。受入純資産(時価)=諸資産1,200,000−諸負債700,000=500,000を算定し、取得原価は交付株式の時価総額620,000である。取得原価620,000が受入純資産500,000を上回るため、その差額620,000−500,000=120,000がのれん(無形固定資産)として借方に計上される。増加資本は全額資本金とする指示があるため、貸方の資本金は取得原価と同額の620,000となる。したがって仕訳は借方に諸資産1,200,000・のれん120,000、貸方に諸負債700,000・資本金620,000となり貸借が一致する。誤りやすいのは、取得原価が純資産を上回るのに負ののれん発生益としてしまう点や、資本金を受入純資産500,000に合わせてしまう点である。取得原価が純資産を上回ればのれん、増加資本は全額資本金なら取得原価そのものが資本金となるという二点を正確に処理することが重要である。

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