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合併・連結難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題合併・連結 第418問

問題

当社はN社を吸収合併した。N社の諸資産(時価)¥1,600,000・諸負債(時価)¥600,000、取得原価(交付株式の時価・全額資本金)¥1,150,000であった。合併の仕訳として正しいものを選びなさい。

選択肢

  1. 1(借) 諸資産 1,600,000 / (貸) 諸負債 600,000, 資本金 1,000,000
  2. 2(借) 諸資産 1,600,000, のれん 150,000 / (貸) 諸負債 600,000, 資本金 1,150,000
  3. 3(借) 諸資産 1,600,000 / (貸) 諸負債 600,000, 資本金 1,150,000, 負ののれん発生益 ▲150,000
  4. 4(借) 諸資産 1,600,000, のれん 1,150,000 / (貸) 諸負債 600,000, 資本金 2,150,000

正解

2. (借) 諸資産 1,600,000, のれん 150,000 / (貸) 諸負債 600,000, 資本金 1,150,000

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解説

パーチェス法により受入資産・負債を時価評価し、取得原価との差額をのれんとして処理する。受入純資産(時価)=諸資産1,600,000−諸負債600,000=1,000,000を算定し、取得原価は交付株式の時価総額1,150,000である。取得原価1,150,000が受入純資産1,000,000を上回るため、その差額1,150,000−1,000,000=150,000がのれん(無形固定資産)として借方に計上される。増加資本は全額資本金とする指示があるため、貸方の資本金は取得原価と同額の1,150,000となる。したがって仕訳は借方に諸資産1,600,000・のれん150,000、貸方に諸負債600,000・資本金1,150,000となり貸借が一致する。誤りやすいのは、取得原価が純資産を上回るのに負ののれん発生益としてしまう点や、のれんを取得原価1,150,000のまま借方計上してしまう点である。のれんはあくまで取得原価と受入純資産の差額150,000であり、計上後は20年以内に規則的に償却していくことになる。

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