問題
通電中の変流器(CT)の二次側を絶対に開放してはならない理由として正しいものはどれか。
選択肢
- 1一次電流が遮断されてしまうため
- 2二次電流が無限大になり巻線が焼けるため
- 3二次側に高電圧が発生し絶縁破壊や感電の危険があるため
- 4力率が著しく低下するため
正解
3. 二次側に高電圧が発生し絶縁破壊や感電の危険があるため
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、通電中のCTの二次側を開放すると二次側に異常な高電圧が発生し、絶縁破壊や感電・機器損傷の危険があるため絶対に開放してはならない。理由は、CTは一次電流が励磁電流として残ったまま二次側が開放されると、本来は小さい励磁分が全て磁束となって鉄心が高度に飽和し、二次巻線に高い尖頭電圧が誘起されるからである。誤答を検討すると、二次を開いても一次電流は負荷で決まり遮断されない。開放状態では二次電流は流れず「無限大」にはならない。力率低下も直接の理由ではない。点検でCTから計器を外す際は必ず二次側を短絡してから行う、というのが「CTは二次開放厳禁、VTは二次短絡厳禁」の鉄則である。
一問一答
全420問を繰り返し学習