問題
高圧受電設備における保護協調の目的として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1すべての保護装置を同時に動作させる
- 2事故が発生した区間の保護装置のみを動作させ、停電範囲を最小限にとどめる
- 3事故時にできるだけ広い範囲を停電させる
- 4力率を100%に保つ
正解
2. 事故が発生した区間の保護装置のみを動作させ、停電範囲を最小限にとどめる
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解説
結論として、保護協調の目的は事故が発生した区間に最も近い保護装置だけを選択的に動作させ、健全な区間を不必要に停電させずに停電範囲を最小限に抑えることである。理由は、複数の保護装置が直列に並ぶ電路で、上位(電源側)と下位(負荷側)の動作時限や電流整定に適切な差を設けることで、事故点直近の下位装置が先に動作し、上位は予備的に待機する協調動作(時限協調・電流協調)を実現できるからである。誤答を検討すると、全装置同時動作や広範囲停電は需要家全体や系統への波及を招き協調の趣旨に反する。力率100%維持は進相設備の話で保護協調とは別問題。保護協調は「事故区間だけを切り、波及を防ぐ」ための整定の考え方である。
一問一答
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