問題
需要家構内の地絡事故が電力会社の配電用変電所の保護より先に需要家側で遮断されるよう、地絡継電器に設けられる協調手段として適切なものはどれか。
選択肢
- 1需要家側の動作時限を電力会社側より長く整定する
- 2需要家側の継電器を無効にする
- 3需要家側の動作時限を電力会社側より短く整定する
- 4需要家側の整定電流を最大にする
正解
3. 需要家側の動作時限を電力会社側より短く整定する
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解説
結論として、需要家構内の地絡を電力会社側より先に切るには、需要家側の地絡継電器の動作時限を電力会社(配電用変電所)側の保護より短く整定して時限協調をとる。理由は、構内地絡で需要家の遮断器が先に動作すれば、波及事故(同一配電線につながる他需要家まで停電する事故)を防ぎ、責任分界点で事故を局限できるからである。誤答を検討すると、需要家側を長く整定すると電力会社側が先に動作して広範囲停電(波及事故)を招き協調に反する。継電器を無効にするのは保護放棄であり危険、整定電流を最大にすると地絡を検出できず動作しない。需要家は「自構内事故は自分が先に・速く切る」のが波及事故防止の基本で、第一種電気工事士が扱う高圧受電の重要事項である。
一問一答
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