問題
高圧進相コンデンサ(SC)を高圧受電設備に施設する主な目的はどれか。
選択肢
- 1短絡電流を遮断する
- 2地絡電流を検出する
- 3力率を改善して無効電力を補償する
- 4雷サージを吸収する
正解
3. 力率を改善して無効電力を補償する
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、高圧進相コンデンサ(SC=Static Capacitor)の主目的は負荷の遅れ力率を改善し、無効電力を補償することである。理由は、電動機など誘導性負荷は遅れ無効電力を消費して力率を低下させるが、コンデンサが進み無効電力を供給して相殺することで、力率が改善され線路電流の減少・電圧降下や損失の低減・契約電力の有効活用が図れるからである。誤答を検討すると、短絡電流の遮断は遮断器(CB)や限流ヒューズ、地絡検出はZCT・GR、雷サージ吸収は避雷器(LA)の役割であり、いずれも進相コンデンサの機能ではない。SCは「力率を上げる無効電力補償器」であり、後述の直列リアクトルと組で施設されるのが実務上の標準である。
一問一答
全420問を繰り返し学習