問題
高圧進相コンデンサ(SC)に直列リアクトル(SR)を接続する主な目的として正しいものはどれか。
選択肢
- 1コンデンサの容量を増加させる
- 2力率を遅れにする
- 3コンデンサ投入時の突入電流を抑制し、高調波による電圧波形のひずみを軽減する
- 4地絡電流を遮断する
正解
3. コンデンサ投入時の突入電流を抑制し、高調波による電圧波形のひずみを軽減する
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、進相コンデンサに直列リアクトル(SR=Series Reactor)を直列接続する主目的は、コンデンサ投入時の突入電流を抑制し、系統の高調波(特に第5次など)の拡大による電圧波形のひずみを軽減することである。理由は、リアクトルの誘導性リアクタンスがコンデンサの容量性リアクタンスと打ち消し合うことで突入電流のピークと立ち上がりを緩和し、また高調波に対して回路を誘導性に保って共振による高調波電流の増大を防ぐからである。一般にコンデンサ容量の6%(高調波が大きい系統では13%)のリアクトルを用いる。誤答を検討すると、容量増加や力率を遅れにする・地絡遮断はSRの目的ではない。SCとSRはセットで「突入電流抑制+高調波対策」と理解するのが要点である。
一問一答
全420問を繰り返し学習