問題
高圧受電設備の短絡保護に用いる遮断器に求められる重要な性能はどれか。
選択肢
- 1想定される短絡電流を安全に遮断できる定格遮断電流を有すること
- 2地絡電流の方向を判別できること
- 3力率を改善できること
- 4電圧を変成できること
正解
1. 想定される短絡電流を安全に遮断できる定格遮断電流を有すること
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解説
結論として、短絡保護に用いる遮断器には、その設置点で想定される最大の短絡電流を安全に遮断できる定格遮断電流(遮断容量)を備えていることが重要である。理由は、短絡時には平常の何十倍もの大電流が流れるため、遮断器がその短絡電流を消弧・遮断しきれないと遮断器自体が破損して事故が拡大するため、系統の短絡容量に見合った遮断能力が不可欠だからである。誤答を検討すると、地絡方向の判別は方向性地絡継電器(DGR)の機能、力率改善は進相コンデンサ、電圧変成は計器用変圧器(VT)の役割であり、いずれも短絡保護用遮断器に求められる本質的性能ではない。遮断器選定では「定格電圧・定格電流・定格遮断電流(短絡容量に対する余裕)」を確認することが基本である。
一問一答
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