問題
低圧屋内配線の絶縁電線を金属管に収めて施設する場合、同一管内に多数の電線を収めると許容電流はどうなるか。最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1本数に関係なく許容電流は変わらない
- 2収める電線本数が多いほど電流減少係数により許容電流は小さくなる
- 3本数が多いほど許容電流は大きくなる
- 4電圧降下のみが増え、許容電流には影響しない
正解
2. 収める電線本数が多いほど電流減少係数により許容電流は小さくなる
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として「電線本数が多いほど電流減少係数により許容電流は小さくなる」が正しい。理由は、同一管内に多数の電線を収めると相互の発熱がこもって放熱条件が悪化するため、電技解釈では収容本数に応じた電流減少係数を許容電流に乗じて低減させるよう定めているからである(本数が増えるほど係数が小さくなる)。誤答を検討すると、本数に無関係とするのは放熱悪化を無視した誤り、本数が多いほど大きくなるは現象と逆、電圧降下のみで許容電流に影響しないも誤りで、発熱の蓄積は許容電流を直接下げる。電線の許容電流は「導体太さ・絶縁種別」に加え「周囲温度」と「収容本数(電流減少係数)」という施設条件で決まる、と整理し、管内多条数では係数を必ず乗じて検討する設計姿勢が重要である。
一問一答
全420問を繰り返し学習