問題
塩化ビニルによる職業性疾病として、最も特徴的なものはどれか。
選択肢
- 1肝血管肉腫、レイノー症状
- 2腎臓がん
- 3白血病
- 4中皮腫
- 5膀胱がん
正解
1. 肝血管肉腫、レイノー症状
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解説
塩化ビニルモノマー(VCM)への長期曝露は、肝臓の血管由来の悪性腫瘍である肝血管肉腫を特徴的に引き起こし、あわせてレイノー症状(末梢循環障害)や指端骨溶解、肝硬変・肝障害を生じるため、この組合せが最も特徴的です。腎臓がん・白血病・中皮腫・膀胱がんはそれぞれ別の原因物質と結びつきます。白血病はベンゼン、中皮腫は石綿、膀胱がんはベンジジンやβ-ナフチルアミンなど芳香族アミンが代表的原因です。塩化ビニルはIARCグループ1の発がん物質で、特化則の特定第2類物質に分類されています。「塩ビは肝臓の血管の肉腫(肝血管肉腫)」と臓器名まで結びつけて覚えると、他の発がん物質と区別できます。
一問一答
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