問題
水銀中毒(無機水銀)の症状として、最も特徴的なものはどれか。
選択肢
- 1震え(振戦)、口内炎、精神症状(易刺激性)
- 2貧血、腹部疝痛
- 3肝血管肉腫
- 4骨軟化症
- 5皮膚潰瘍
正解
1. 震え(振戦)、口内炎、精神症状(易刺激性)
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
無機水銀(金属水銀蒸気)の慢性中毒は、手指の震え(振戦)、口内炎(歯肉炎)、精神症状(易刺激性・内気になるエレチズム)の3徴候が知られ、これが最も特徴的です。貧血と腹部疝痛は鉛、肝血管肉腫は塩化ビニル、骨軟化症はカドミウム、皮膚潰瘍は六価クロムが代表で、水銀の像ではありません。同じ水銀でも有機水銀(メチル水銀)の慢性中毒は中枢神経症状(求心性視野狭窄・運動失調・感覚障害)が中心で、水俣病として知られる点が対比で問われます。水銀は特化則の特定第2類物質です。「無機水銀は震え・口内炎・気分の3点セット」と覚えると、他の金属中毒との識別に役立ちます。
一問一答
全300問を繰り返し学習