問題
民法上の相続分に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
選択肢
- 1相続人が複数いる場合、各共同相続人は、被相続人の遺言により相続分や遺産分割方法の指定がされていなければ、法定相続分どおりに相続財産を分割しなければならない。
- 2共同相続人の1人が遺産の分割前にその相続分を共同相続人以外の第三者に譲り渡した場合、他の共同相続人は、当該第三者に対して一定期間内にその価額および費用を支払うことで、その相続分を譲り受けることができる。
- 3被相続人の兄弟姉妹が相続人である場合において、当該兄弟姉妹のうち被相続人の相続開始以前に死亡した者がいるときは、その死亡した者の子が代襲して相続人となる。
- 4養子の法定相続分は、実子の法定相続分と同じである。
正解
1. 相続人が複数いる場合、各共同相続人は、被相続人の遺言により相続分や遺産分割方法の指定がされていなければ、法定相続分どおりに相続財産を分割しなければならない。
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解説
正解は1。法定相続分は遺産分割協議が調わない場合の最終的な基準にすぎず、共同相続人全員の協議により法定相続分と異なる割合での分割も自由にできるため、強制されるとする記述は誤り。2は民法905条の相続分取戻権(1ヵ月以内)で正しい。3は兄弟姉妹相続では甥姪まで一代に限り代襲相続するため正しい。4は養子と実子の法定相続分は同等で正しい。
一問一答
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