問題
65歳到達時に老齢基礎年金の受給資格期間を満たしている者が、70歳0カ月で老齢基礎年金の繰下げ支給の申出をし、支給開始を60カ月繰り下げた場合、老齢基礎年金の増額率は( )となる。
選択肢
- 130%
- 236%
- 342%
正解
3. 42%
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解は「42%」である。老齢基礎年金の繰下げ支給では、繰り下げた月数1カ月当たり0.7%が増額される。本問は65歳から70歳0カ月へ支給開始を60カ月繰り下げるため、増額率は0.7%×60カ月=42%となる。「30%」「36%」はこの計算式に合致しない誤りである。繰下げの申出は66歳到達以降(受給権取得から1年経過後)に可能で、上限は75歳(120カ月)であり、最大増額率は0.7%×120カ月=84%となる。増額された年金額は生涯にわたって続き、老齢基礎年金と老齢厚生年金は一方のみ繰り下げるなど別々に申出ができる。対照的に繰上げは1カ月当たり0.4%の減額(60歳まで60カ月繰り上げると24%減)で、基礎と厚生は同時に請求しなければならず、請求後の取消し・変更はできない。「繰下げ0.7%・最大84%・別々可」「繰上げ0.4%・同時のみ」の対比はFP3級年金分野の最頻出論点である。
一問一答
全600問を繰り返し学習