問題
私人間の法律行為を補充して法律上の効果を完成させる行為は何か。
選択肢
- 1認可
- 2許可
- 3特許
- 4代理
正解
1. 認可
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解説
講学上の「認可」とは、私人間の契約等の法律行為を補充して、その法律上の効力を完成させる形成的行為である。農地法3条の権利移動の許可、公共料金値上げの認可などが典型例であり、認可を受けずにした行為は原則として無効となる。これに対し許可は一般的禁止の解除であり、無許可営業のように違反すれば処罰の対象となるものの、私法上の契約の効力までは当然には否定されない点で認可と対照的である。特許は本来有しない権利を新たに設定する行為、代理は他の法主体のなすべき行為を行政主体が代わって行いその者が行ったのと同じ効果を生じさせる行為であり、いずれも「私人間の法律行為の補充」という本問の定義に当たらない。許可と認可の効果の違い(処罰の有無・私法上の効力の有無)は行政書士試験で最も狙われる対比論点である。
一問一答
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