問題
先行行為の違法性が後続行為に承継されることを何というか。
選択肢
- 1違法性の承継
- 2瑕疵の治癒
- 3瑕疵の転換
- 4公定力の拡張
正解
1. 違法性の承継
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解説
違法性の承継とは、先行する行政行為の違法を理由として、後続する行政行為の取消しを求めることができるかという問題である。各行政行為にはそれぞれ不可争力が生じるため、法的安定性の見地から承継は原則として否定される。しかし、先行行為と後続行為が同一の目的を達成するための一連の手続を構成し、結合して一つの法効果の実現を目指す場合には例外的に肯定され、判例は建築基準法上の安全認定と建築確認について、両者が結合して建築制限を解除する一体の仕組みであること、安全認定の段階で争訟提起を期待しがたいことを理由に承継を認めた(最判平成21年12月17日・たぬきの森事件)。瑕疵の治癒・転換は瑕疵ある行為自体の効力維持に関する別の法理である。事業認定と収用裁決の例とあわせ、原則否定・例外肯定の枠組みが行政書士試験で頻出である。
一問一答
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