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憲法難易度: 標準2024年度

行政書士 過去問憲法 第22問

問題

国会議員の地位・特権に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。

選択肢

  1. 1両議院の議員には国庫から相当額の歳費を受ける権利が保障されており、議員全員を対象とした一律の措置としてであっても、議員の任期の途中に歳費の減額を行うことはできない。
  2. 2両議院の議員は、国会の会期中は、法律の定める場合を除いては逮捕されることがなく、また所属する議院の同意がなければ訴追されない。
  3. 3両議院の議員には、議院で行った演説、討論、表決について免責特権が認められているが、議場外の行為については、議員の職務として行ったものであっても、免責の対象とならない。
  4. 4参議院の緊急集会は、衆議院の解散中に開催されるものであるが、その際にも、議員に不逮捕特権や免責特権の保障が及ぶ。
  5. 5議院が所属議員に科した懲罰には、議院自律権の趣旨から司法審査は及ばないのが原則であるが、除名に関しては、手続の適正さについて審査が及ぶとするのが最高裁判所の判例である。

正解

4. 参議院の緊急集会は、衆議院の解散中に開催されるものであるが、その際にも、議員に不逮捕特権や免責特権の保障が及ぶ。

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解説

正解は4(妥当なもの)。参議院の緊急集会(憲法54条2項・3項)は国会の権能を臨時に代行するものであり、出席議員には不逮捕特権・免責特権の保障が及ぶ(国会法100条参照)。よって4が妥当。1は歳費は減額可能であり「途中の減額はできない」が誤り。2は不逮捕特権はあるが「議院の同意がなければ訴追されない」が誤り(訴追制限は規定されていない)。3は免責特権(憲法51条)は職務行為に付随する行為にも及び得るため「議場外なら一切対象外」が言い過ぎ。5は議院の懲罰のうち除名等への司法審査は原則及ばないとするのが従来の立場で、設問の断定は妥当でない。(出典: 令和6年度 行政書士試験 問題7)

一問一答

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