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法令等難易度: 標準2026年度

行政書士 予想問題法令等 第15問

問題

仮の義務付けと仮の差止めに関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。

選択肢

  1. 1仮の義務付けは義務付け訴訟の提起があった場合に認められる。
  2. 2仮の差止めは差止訴訟の提起があった場合に認められる。
  3. 3仮の義務付けの要件として「償うことのできない損害を避けるため緊急の必要がある」ことが求められる。
  4. 4仮の義務付けと仮の差止めには本案について理由があるとみえることが必要である。
  5. 5仮の義務付けと仮の差止めは職権で行うことができ、申立ては不要である。

正解

5. 仮の義務付けと仮の差止めは職権で行うことができ、申立ては不要である。

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解説

行政事件訴訟法37条の5第1項・第2項は、仮の義務付け・仮の差止めをいずれも「申立てにより」裁判所が決定すると定めており、職権で行うことはできないため、肢5が妥当でない。両制度は平成16年改正で導入された仮の救済制度であり、肢1・肢2のとおり本案訴訟(義務付け訴訟・差止訴訟)の提起があった場合に認められ、肢3のとおり「償うことのできない損害を避けるため緊急の必要」があり、かつ肢4のとおり本案について理由があるとみえるときに認められる。執行停止の要件が「重大な損害」であるのに対し、仮の義務付け・仮の差止めは「償うことのできない損害」とより厳格である点、公共の福祉に重大な影響を及ぼすおそれがあるときは認められない点が頻出であり、執行停止との要件比較で整理しておきたい。

一問一答

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