問題
贈与に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。
選択肢
- 1贈与は諾成契約である。
- 2書面によらない贈与は各当事者が解除できる。
- 3書面によらない贈与であっても履行が終わった部分は解除できない。
- 4負担付贈与には双務契約の規定が準用される。
- 5贈与者は常に契約不適合責任を負う。
正解
5. 贈与者は常に契約不適合責任を負う。
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解説
贈与者は原則として目的物の契約不適合について担保責任を負いません(551条1項)。贈与は無償行為であるため、贈与者に売買と同様の担保責任を負わせるのは酷だからです。現行551条1項は、贈与者は目的物を贈与の目的として特定した時の状態で引き渡すことを約したものと推定すると定めており、「常に」契約不適合責任を負うわけではありません。書面によらない贈与は各当事者が解除でき(550条。改正で「撤回」から「解除」に文言変更)、履行の終わった部分は解除できません。負担付贈与には双務契約の規定が準用されます(553条)。
一問一答
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