問題
幼児が遊びや活動の中で、声に出して自分の行動を言葉にしたり自分に語りかけたりする現象について、ヴィゴツキーの考え方として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1外言が内言へ移行する過程で現れるもので、思考や自分の行動の調整に役立つ
- 2言語発達の遅れを示す異常な行動である
- 3他者に伝えるための完全に社会的な発話である
- 4記憶力の低下によって生じる病的な現象である
- 5感覚運動期にのみみられ、幼児期には消失している
正解
1. 外言が内言へ移行する過程で現れるもので、思考や自分の行動の調整に役立つ
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
ヴィゴツキーは、幼児が一人で活動しながら声に出してつぶやく発話(自己中心的言語)を、外に向かう「外言」が内面化されて思考のための「内言」へと移行する過程の現れと捉えた。これは思考や自分の行動を調整・統制する役割をもつ重要な発達現象であり、やがて声に出さない内言へと移行する。ピアジェはこれを自己中心性の表れとしたが、ヴィゴツキーは社会的言語が内面化される積極的な機能をもつとした点が対照的である。異常や病的現象ではない。(根拠: ヴィゴツキーの内言・外言)
一問一答
全405問を繰り返し学習