問題
ヴィゴツキーの「発達の最近接領域(ZPD)」の説明として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1子どもが生得的に持つ反射が消失していく過程の領域
- 2遺伝によってあらかじめ決定されている発達の上限の領域
- 3同年齢の子ども同士でのみ成立する競争的な学習の領域
- 4言語を介さず非言語的手段だけで学習が成立する領域
- 5子どもが一人で達成できる水準と、大人や有能な仲間の援助があれば達成できる水準との間の領域
正解
5. 子どもが一人で達成できる水準と、大人や有能な仲間の援助があれば達成できる水準との間の領域
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解説
発達の最近接領域とは、子どもが自力で解決できる現在の発達水準と、他者の援助によって解決できる潜在的な発達水準との間の領域を指す。教育はこの領域に働きかけることで発達を促すとされる。生得的な反射の消失過程とする記述はZPDとは無関係であり、遺伝により発達の上限が決まっているとする記述は遺伝決定論的で誤り。同年齢の子ども同士でのみ成立するという記述は大人の援助も含むため不適切であり、言語を介さず学習が成立する領域とする記述は言語を重視するヴィゴツキー理論と矛盾する。(出典: L.S.ヴィゴツキー 発達の最近接領域)
一問一答
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