問題
次の事例を読んで、問いに答えなさい。【事例】Jさん(85歳、女性)は特別養護老人ホームに入所している。レビー小体型認知症と診断されている。「部屋に小さな子どもが何人もいる」と実際にはいない人や動物が見えると訴えることがあり、歩行が不安定で時々小刻みに歩く。──Jさんにみられる「実際にはないものが見える」症状として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1幻視
- 2失語
- 3失行
- 4健忘
- 5徘徊
正解
1. 幻視
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解説
実際には存在しないものが見える症状を「幻視」という。レビー小体型認知症では、人や小動物・子どもなどがありありと見える具体的な幻視が特徴的にみられ、加えてパーキンソン症状(小刻み歩行・動作緩慢・筋固縮)、調子の波(認知の変動)、転倒しやすさ、睡眠中の異常行動などがみられる。失語は言葉の障害、失行は動作がうまくできない状態、健忘は記憶の障害、徘徊(行動・心理症状の一つ)は歩き回る行動であり、いずれも「見える」症状とは異なる。幻視を頭ごなしに否定せず、本人の不安に寄り添う対応が望まれる。
一問一答
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