問題
【事例(前問の続き)】Lさんは右片麻痺のため、食事の際にスプーンや茶碗をうまく扱えず、食べこぼしが多く自信をなくしかけている。──問2:Lさんが自分で食事をしやすくするための工夫として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1食べこぼすので、毎回すべて介助者が口まで運んで食べさせる
- 2持ち手が太く握りやすいスプーンや、すくいやすい縁のある皿、滑り止めマットなどの自助具を活用する
- 3時間がかかるので、食事はミキサーにかけて一気に流し込む
- 4右手が使えないのだから、食事はあきらめてもらう
- 5自助具に頼らせると甘えるので、普通の食器のまま頑張らせる
正解
2. 持ち手が太く握りやすいスプーンや、すくいやすい縁のある皿、滑り止めマットなどの自助具を活用する
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解説
Lさんは意欲があり「自分で食べたい」という思いがあると考えられるため、自立支援の観点から、残された機能を活かして自分で食事ができるよう自助具を活用することが適切である。持ち手を太く加工した(握りやすい)スプーンやフォーク、すくいやすいよう縁が立ち上がった皿、食器がずれないようにする滑り止めマット、片手で使いやすい工夫などにより、片麻痺があっても自分で食べやすくなり、食べこぼしが減って自信の回復にもつながる。最初からすべて介助したり、食事をあきらめさせたりするのは残存能力と尊厳を奪う。安易にミキサー食にするのは必要性がなければ食べる楽しみを損なう。自助具の活用は「甘え」ではなく、自立とQOLを支える適切な手段である。
一問一答
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