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管理会計論難易度: 2026年度

公認会計士 過去問管理会計論 第211問

問題

当工場は顧客からの注文に応じて製品を製造しており,実際個別原価計算を採用している。次の〔資料〕に基づき,仕掛品勘定の空欄(ア)~(ウ)に入る金額の組合せとして正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。 〔資料〕 1.指図書別原価計算表(一部)
費目#37#38#37-1#38-1
直接材料費50,000円200,000円50,000円30,000円
直接労務費40,000円160,000円100,000円40,000円
製造間接費60,000円240,000円150,000円60,000円
2.製造間接費は直接作業時間を基準に各製造指図書に予定配賦しており,製造間接費予算には仕損費予算を含めていない。 3.製造指図書#37-1は#37の全部が通常の作業過程では生じ得ない突発的な工作機械の故障によって仕損となったために発行した代品指図書である。 4.製造指図書#38-1は#38の一部が通常の作業過程で仕損となったために発行した代品指図書である。 5.いずれの仕損品にも処分価値はなく,処分費用も発生していない。 6.月初と月末に仕掛品はなかった。 仕掛品勘定(単位:円)
借方金額貸方金額
材料(  )製品(ア)
賃金(  )仕掛品(イ)
製造間接費(  )損益(ウ)
仕掛品(  )

選択肢

  1. 1(ア)1,050,000円・(イ)300,000円・(ウ)130,000円
  2. 2(ア)1,030,000円・(イ)130,000円・(ウ)150,000円
  3. 3(ア)1,030,000円・(イ)300,000円・(ウ)150,000円
  4. 4(ア)880,000円・(イ)130,000円・(ウ)300,000円
  5. 5(ア)1,050,000円・(イ)150,000円・(ウ)130,000円

正解

2. (ア)1,030,000円・(イ)130,000円・(ウ)150,000円

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解説

正解は「(ア)1,030,000円・(イ)130,000円・(ウ)150,000円」。#37は通常の作業過程では生じ得ない突発的な故障による全部仕損(=異常仕損)であり、その原価150,000円(50,000+40,000+60,000)は非原価項目として損益勘定へ振り替える→(ウ)=150,000円。#38は一部仕損で代品指図書#38-1を発行しているため、#38-1に集計された製造原価130,000円(30,000+40,000+60,000)が正常仕損費となり、元の指図書#38に賦課する。仕掛品勘定上は貸方「仕掛品」(イ)=130,000円として一旦振り替え、借方「仕掛品」で#38に賦課する形で表示される。完成品原価(ア)=#37-1(50,000+100,000+150,000=300,000円)+#38(200,000+160,000+240,000=600,000円)+#38に賦課された仕損費130,000円=1,030,000円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題11)

一問一答

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