問題
設備の取替投資(更新投資)の意思決定において、旧設備の現在の帳簿価額(未償却残高)の取扱いとして最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1旧設備を使い続ける案の原価として毎期計上する
- 2新設備の取得原価に加算して比較する
- 3取替により回避できる差額原価として扱う
- 4過去の支出に起因する埋没原価であり、意思決定には無関連である
正解
4. 過去の支出に起因する埋没原価であり、意思決定には無関連である
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解説
取替投資の意思決定では、旧設備の帳簿価額(未償却残高)は過去に取得した際の支出に起因する埋没原価であり、旧設備を継続使用しても新設備に取り替えても金額は変わらないため意思決定には無関連である。よって埋没原価であり無関連とする内容が正しい。旧設備の簿価を新設備の取得原価に加算する内容は、無関連な過去原価を新規投資額に混入させており誤りである。旧設備を使い続ける案の原価として毎期計上する内容も、簿価は過去の支出であって将来の差額原価ではないため誤りである。取替により回避できる差額原価として扱う内容は、埋没原価と回避可能原価を混同しており誤りである。ただし旧設備を売却した場合の売却収入や、売却損益に伴う税効果は将来のキャッシュフローとして関連するため考慮する。埋没原価と関連原価を峻別することが取替投資判断の要点である。
一問一答
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