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管理会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答管理会計論 第181問

問題

EVA(経済的付加価値)の基本的な計算構造として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1税引後営業利益から、投下資本に加重平均資本コスト率を乗じた資本コストを差し引いて求める
  2. 2売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を差し引いて求める
  3. 3営業利益を投下資本で割った比率として求める
  4. 4当期純利益に減価償却費を足し戻して求める

正解

1. 税引後営業利益から、投下資本に加重平均資本コスト率を乗じた資本コストを差し引いて求める

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解説

EVA(経済的付加価値)は、税引後営業利益(NOPAT)から、投下資本に加重平均資本コスト率(WACC)を乗じて求めた資本コストを差し引いて算定する。株主資本コストを含む総資本コストを上回る利益を生んで初めて価値を創造したとみなす点に特徴があり、残余利益の考え方を発展させた指標である。よって税引後営業利益から投下資本×WACCを控除するとする内容が正しい。売上高から売上原価と販管費を引くのは営業利益の計算であり、資本コストを考慮しないためEVAではなく誤りである。営業利益を投下資本で割る内容はROI(投下資本利益率)の計算であり、EVAとは異なるため誤りである。当期純利益に減価償却費を足し戻すのは簡便的なキャッシュフローの計算であり、EVAとは無関係で誤りである。EVAは株主価値創造の観点から経営を規律づける指標として用いられる。

一問一答

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