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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第236問

問題

当社は製品Xを製造販売しているが,需要拡大が見込めるため,改善案の実施によって製品Xの製造販売数量を増加させることを検討している。次の〔資料〕に基づき,改善案を採用した場合における月間売上総利益増加額として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。 〔資料〕 1.現状の製造販売に関する情報(月間) ⑴ 単位当たり加工時間と販売価格
製品加工時間販売価格
製品X1.5時間/個15,000円/個
⑵ 利用可能な製造能力の上限は7,500時間/月であり,製造能力の全てを使って製造している。 ⑶ 単位当たり変動製造原価
費目金額
直接材料費4,000円/個
変動加工費3,000円/個
⑷ その他の製造原価 固定製造原価 10,000千円 2.改善案に関する情報 ⑴ 改善案の実施に伴い追加的な固定製造原価が月間2,000千円発生するが,加工作業の改善により単位当たり加工時間が1.2時間/個に短縮されるとともに,単位当たり変動加工費が2,000円/個に低下する。 ⑵ 改善案の実施後も,利用可能な製造能力の上限は7,500時間/月であり,製造能力の全てを使って製造する。 ⑶ 現状では仕損は発生していないが,作業者がこの改善案に不慣れであるため,投入量に対して4%の仕損が工程の終点で発生すると想定される。なお,製造工程で生じた仕損品は1,000円/個で外部に販売するものとする。 ⑷ 改善案の実施後も,販売価格と単位当たり直接材料費は変わらない。 3.その他の情報 現状と改善案における月初と月末の棚卸資産は存在しない。

選択肢

  1. 14,000 千円
  2. 24,250 千円
  3. 310,500 千円
  4. 410,700 千円
  5. 510,750 千円
  6. 612,250 千円

正解

5. 10,750 千円

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解説

正解は「10,750千円」。①現状:製造販売数量=7,500時間÷1.5時間=5,000個。売上総利益=5,000個×(15,000-4,000-3,000)円-固定製造原価10,000千円=40,000-10,000=30,000千円。②改善案:投入数量=7,500時間÷1.2時間=6,250個、うち仕損4%=250個が終点で発生するため良品は6,000個。売上高=6,000個×15,000円=90,000千円。製造原価=直接材料費4,000円×6,250個=25,000千円+変動加工費2,000円×6,250個=12,500千円+固定製造原価(10,000+2,000)=12,000千円=49,500千円から、仕損品の売却額250個×1,000円=250千円を控除して49,250千円。売上総利益=90,000-49,250=40,750千円。③増加額=40,750-30,000=10,750千円。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 管理会計論 問題18)

一問一答

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