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管理会計論難易度: 標準

公認会計士 一問一答管理会計論 第187問

問題

予算管理における予算編成の方式のうち「ゼロベース予算(ZBB)」の説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1経営トップが総額を決定し各部門に一方的に割り当てる方式
  2. 2前年度の予算額に一定率を加減して当年度予算とする方式
  3. 3前年度実績を前提とせず、すべての活動をゼロから見直して必要性と費用対効果を検討し予算を積み上げる方式
  4. 4販売量の増減に応じて予算額を自動的に変動させる方式

正解

3. 前年度実績を前提とせず、すべての活動をゼロから見直して必要性と費用対効果を検討し予算を積み上げる方式

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解説

ゼロベース予算(Zero-Based Budgeting)は、前年度実績や既存の予算を当然の前提とせず、すべての活動を白紙(ゼロ)の状態から見直し、各活動の必要性と費用対効果を評価して予算を積み上げる方式である。既得権化した無駄な支出を排除できる利点がある一方、策定に膨大な労力を要する。よってゼロから見直し必要性を検討する方式とする内容が正しい。前年度予算に一定率を加減する方式は増分予算(インクリメンタル予算)の説明であり、ゼロベース予算とは正反対の考え方であるため誤りである。トップが総額を決め一方的に割り当てるのはトップダウン型予算(割当型予算)の説明であり、編成手続の主体の話でありゼロベース予算の定義ではないため誤りである。販売量に応じて予算額を自動変動させるのは変動予算(フレキシブル予算)の説明であり、予算差異分析で用いるものでゼロベース予算とは異なるため誤りである。ZBBはコスト構造の抜本見直しに有効である。

一問一答

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