問題
監査における職業的懐疑心の保持に関する説明として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1監査人は、過去の監査で経営者の誠実性を確認していたとしても、当年度の監査において職業的懐疑心を保持しなければならない。
- 2監査人は、記録や証憑書類の真正性に疑念を抱かせる状況がある場合には、追加的な監査手続の要否を検討しなければならない。
- 3監査人は、経営者を信頼できると判断した場合には、その後の監査手続において職業的懐疑心を解除し、経営者の説明を検証せずに受け入れてよい。
- 4職業的懐疑心の保持は、重要な虚偽表示を看過するリスクを軽減し、監査の実効性を高めるうえで重要である。
正解
3. 監査人は、経営者を信頼できると判断した場合には、その後の監査手続において職業的懐疑心を解除し、経営者の説明を検証せずに受け入れてよい。
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解説
職業的懐疑心は監査の全過程を通じて保持すべきものであり、経営者を信頼できると判断した場合であっても解除してよいものではなく、経営者の説明は引き続き監査証拠に照らして検証する必要がある。したがって「信頼できると判断した場合には職業的懐疑心を解除し検証せずに受け入れてよい」とする記述が誤りであり、これが正解として選ばれる。「過去に経営者の誠実性を確認していても当年度に職業的懐疑心を保持すべき」との記述は、懐疑心の継続的保持の要請に合致し正しい。「記録や証憑書類の真正性に疑念がある場合に追加手続の要否を検討すべき」との記述も、監査基準の求めに合致し正しい。「職業的懐疑心が虚偽表示看過のリスクを軽減し監査の実効性を高める」との記述も妥当であり正しい。
一問一答
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