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監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第91問

問題

内部統制の構成要素のうち「統制環境」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1統制環境とは、企業内の情報を識別・処理・伝達する仕組みそのものを指す
  2. 2統制環境とは、日常業務に組み込まれて内部統制の有効性を継続的に評価する活動を指す
  3. 3誠実性と倫理観、経営者の意向と姿勢、取締役会や監査役等の関与、権限と責任の付与など、組織の気風を決定し他の構成要素の基礎をなすものである
  4. 4統制環境とは、承認・照合・職務分掌など個々の取引に対する具体的な統制手続を指す

正解

3. 誠実性と倫理観、経営者の意向と姿勢、取締役会や監査役等の関与、権限と責任の付与など、組織の気風を決定し他の構成要素の基礎をなすものである

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解説

内部統制の基本的枠組みによれば、統制環境とは、組織の気風を決定し、組織内のすべての者の統制に対する意識に影響を与えるとともに、他の五つの基本的要素の基礎をなすものである。具体的には、誠実性及び倫理観、経営者の意向及び姿勢、経営方針及び経営戦略、取締役会及び監査役等の有する機能、組織構造及び慣行、権限及び職責、人的資源に対する方針と管理などが含まれる。企業内の情報を識別・処理・伝達する仕組みは「情報と伝達」に該当するから、「情報を識別・処理・伝達する仕組みそのもの」は統制環境ではない。日常業務に組み込まれ内部統制の有効性を継続的に評価する活動は「モニタリング(監視活動)」に該当するから、これも統制環境ではない。承認・照合・職務分掌など個々の取引に対する具体的な統制手続は「統制活動」に該当するから、これも統制環境の説明としては誤りである。

一問一答

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