公認会計士に戻る
監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第67問

問題

重要な虚偽表示リスクを高い水準と評価した場合、目標とする監査リスクを一定に保つための発見リスクの設定に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1重要な虚偽表示リスクが高いほど、許容可能な発見リスクを低く設定し、より広範で確かめの度合いの高い監査手続を実施する
  2. 2重要な虚偽表示リスクが高いほど、許容可能な発見リスクを高く設定してよく、監査手続を簡略化できる
  3. 3重要な虚偽表示リスクの評価にかかわらず、発見リスクは常に一定の水準に固定される
  4. 4重要な虚偽表示リスクが高い場合、発見リスクを制御する必要はなく監査手続の範囲も影響を受けない

正解

1. 重要な虚偽表示リスクが高いほど、許容可能な発見リスクを低く設定し、より広範で確かめの度合いの高い監査手続を実施する

詳しい解説を見る

解説

監査基準委員会報告書200及び330によれば、監査リスクを合理的に低い水準に抑えるという目標の下では、重要な虚偽表示リスクと発見リスクは反比例の関係に立つ。すなわち重要な虚偽表示リスクが高いと評価されるほど、許容可能な発見リスクを低く設定し、これを達成するために監査証拠の量を増やし、より適合性・証明力の高い監査手続を実施し、実施時期を期末に近づけるなどして手続を強化する必要がある。したがって「発見リスクを高く設定してよく手続を簡略化できる」は反比例関係と逆で誤りである。発見リスクは重要な虚偽表示リスクの評価に応じて設定を変えるものであるから、「評価にかかわらず常に一定の水準に固定される」は誤りである。重要な虚偽表示リスクが高い場合こそ発見リスクを十分低く制御する必要があるため、「発見リスクを制御する必要はなく手続の範囲も影響を受けない」も誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

監査論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。