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監査論難易度: 標準

公認会計士 一問一答監査論 第154問

問題

経営者が採用した会計処理が不適切であり、その結果生じる重要な虚偽表示の影響が財務諸表全体として広範である場合に表明される意見はどれか。

選択肢

  1. 1限定付適正意見
  2. 2意見不表明
  3. 3無限定適正意見
  4. 4不適正意見

正解

4. 不適正意見

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解説

重要な虚偽表示があり、その影響が財務諸表全体に及ぶほど広範である場合、監査人は不適正意見を表明する(監査基準 報告基準)。不適正意見は財務諸表が適正に表示していない旨を述べる最も強い否定的意見である。「限定付適正意見」は虚偽表示の影響が重要だが広範でない場合の意見であり、広範である本問には該当しない。「無限定適正意見」は重要な虚偽表示がない場合の意見であり本問に反する。「意見不表明」は監査証拠を入手できない監査範囲の制約が重要かつ広範な場合に表明されるものであり、虚偽表示の広範性を理由とする本問とは区別される。虚偽表示の存在が明確な場合には意見不表明ではなく不適正意見となる点が重要である。

一問一答

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