問題
監査人が監査上の主要な検討事項(KAM)を決定する際の考え方として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1監査時間を最も多く費やした事項を機械的に選ぶ
- 2経営者が開示を望まない事項を優先的に選ぶ
- 3財務諸表の金額的に最も大きい勘定科目を無条件に選ぶ
- 4監査役等とコミュニケーションを行った事項の中から、特に注意を払った事項を絞り込み、その中でさらに特に重要と判断した事項を選ぶ
正解
4. 監査役等とコミュニケーションを行った事項の中から、特に注意を払った事項を絞り込み、その中でさらに特に重要と判断した事項を選ぶ
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解説
KAMは、監査役等とコミュニケーションを行った事項の中から、監査人が特に注意を払った事項を選び、その中でさらに当年度の監査において特に重要であると判断した事項へと段階的に絞り込んで決定される(監査基準報告書701)。特別な検討を必要とするリスクや重要な判断を伴う領域、重要な事象・取引の影響などが考慮される。「監査時間を最も費やした事項を機械的に選ぶ」とする内容は、時間の多寡のみで決定しない点で誤り。「経営者が開示を望まない事項を優先する」とする内容はKAM選定の趣旨と異なり誤り。「金額的に最も大きい勘定科目を無条件に選ぶ」とする内容も、重要性は金額だけで決まらず監査上の判断の重要性を考慮する点で誤りである。
一問一答
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