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企業法難易度: 標準

公認会計士 一問一答企業法 第20問

問題

設立に際しての仮装の払込みに関する記述として、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1見せ金による払込みは、有効な払込みとして常に扱われる
  2. 2預合いは、適法な資金調達の手段として広く認められている
  3. 3預合いとは、発起人が払込取扱機関の役職員と通謀して払込みを仮装する行為であり、罰則の対象となる
  4. 4仮装払込みをした発起人は、いかなる場合も出資の履行義務を負わない

正解

3. 預合いとは、発起人が払込取扱機関の役職員と通謀して払込みを仮装する行為であり、罰則の対象となる

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解説

預合いとは、発起人が払込取扱機関から借入れをし、これを株式の払込みに充てるが借入金を返済するまで払込金を引き出さない旨を約するなど、払込取扱機関の役職員と通謀して払込みを仮装する行為をいい、会社法965条の預合罪として刑事罰の対象となる。したがって「払込取扱機関の役職員と通謀して払込みを仮装する行為で罰則の対象となる」が正しい。「見せ金による払込みは常に有効」とするものは誤りで、第三者から借り入れた金銭で払込みを装い会社成立後に引き出して返済する見せ金は、実質的に払込みがなく無効と解されている。「預合いは適法な資金調達手段」とするものも、預合罪を定める趣旨に反し明白に誤り。「仮装払込みをした発起人はいかなる場合も出資の履行義務を負わない」とするものも誤りで、会社法52条の2は仮装払込みをした発起人に払込金額の全額の支払義務を課している。

一問一答

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