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企業法難易度:

公認会計士 一問一答企業法 第130問

問題

社債管理者の権限及び義務(会社法704条・705条)に関する記述として、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1社債管理者は自己の利益を最優先してよく、社債権者に対しては何らの義務も負わない。
  2. 2社債管理者は裁判外の行為はできるが、裁判上の行為をする権限は一切ない。
  3. 3社債管理者は社債権者のために公平誠実義務及び善管注意義務を負い、弁済受領等に必要な行為をする権限を有する。
  4. 4社債管理者の義務は、発行会社に対する善管注意義務のみである。

正解

3. 社債管理者は社債権者のために公平誠実義務及び善管注意義務を負い、弁済受領等に必要な行為をする権限を有する。

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解説

社債管理者は、社債権者のために公平かつ誠実に社債の管理を行わなければならず(公平誠実義務、会社法704条1項)、また社債権者に対し善良な管理者の注意をもって社債の管理を行わなければならない(善管注意義務、704条2項)。さらに、社債権者のために社債に係る債権の弁済を受け、又は社債に係る債権の実現を保全するために必要な一切の裁判上又は裁判外の行為をする権限を有する(705条1項)。よって、これらの義務と権限を述べる記述が正しい。自己の利益を最優先してよく何らの義務も負わないとする記述は704条に真っ向から反し誤り。裁判上の行為をする権限もあるから、裁判外の行為のみできるとする記述も正しくない。社債管理者の義務は社債権者に対するものであり、発行会社に対する善管注意義務のみとする記述も誤りである。

一問一答

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