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管理会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問管理会計論 第241問

問題

総合原価計算に関する次の記述のうち,我が国の「原価計算基準」に照らして正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.総合原価計算において,仕損が補修によって回復できる場合は,原則として,補修のために補修指図書を発行し,仕損費の費目を設け,補修指図書に集計された製造原価を仕損費とする。 イ.総合原価計算において,期末仕掛品の数量が毎期ほぼ等しい場合には,当期の加工費総額について,全てこれを完成品に負担させ,期末仕掛品は,直接材料費のみをもって計算することができる。 ウ.工程別総合原価計算において,累加法による場合は,一工程から次工程へ振り替えられた工程製品の総合原価を,前工程費又は原料費として次工程の製造費用に加算する。この場合,工程間に振り替えられる工程製品の計算は,予定原価又は正常原価によることができる。 エ.総合原価計算において,平均法による場合は,当期の直接材料費総額(期首仕掛品および当期製造費用中に含まれる直接材料費の合計額)および当期の加工費総額(期首仕掛品および当期製造費用中に含まれる加工費の合計額)を,それぞれ完成品数量と期末仕掛品の完成品換算量との比により完成品と期末仕掛品とにあん分して,それぞれ両者に含まれる直接材料費と加工費とを算定し,これをそれぞれ合計して完成品総合原価および期末仕掛品原価を算定する。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

6. ウエ

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解説

正解は「ウエ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。総合原価計算においては仕損費の費目を設けず、仕損の程度に応じて完成品と期末仕掛品とに負担させる(原価計算基準27)。補修指図書を発行して仕損費を集計するのは個別原価計算における処理である。イ=誤り。期末仕掛品の数量が毎期ほぼ等しい場合には、総合原価の計算上これを無視し、当期製造費用をもってそのまま完成品総合原価とすることができる(原価計算基準24)。加工費のみを完成品に負担させ期末仕掛品を直接材料費のみで計算するという定めではない。ウ=正しい。累加法では前工程の工程製品の総合原価を前工程費又は原料費として次工程の製造費用に加算し、工程間に振り替えられる工程製品の計算は予定原価又は正常原価によることができる(原価計算基準25)。エ=正しい。平均法による完成品総合原価及び期末仕掛品原価の計算方法(原価計算基準24)のとおりである。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 管理会計論 問題5)

一問一答

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