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監査論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問監査論 第251問

問題

監査基準における監査の目的に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.監査基準の「第一 監査の目的」によれば,監査の対象となる財務諸表の種類又は監査の根拠となる制度及び契約事項が異なると,意見の表明形式や監査人が得るべき保証の水準が異なることになる。 イ.監査基準の「第一 監査の目的」では,いわゆる二重責任の原則について明示されている。 ウ.監査基準において監査の目的を明確にすることは,監査基準の枠組みを定めることにもなり,監査に対する期待ギャップの緩和に寄与すると考えられている。 エ.監査人は,準拠性に関する意見の表明を目的とする監査では,個々の財務表や財務諸表項目などに対して,それらが適切に表示されているか否かについて,個別に一歩離れての評価を行わなければならない。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

4. イウ

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解説

正解は「イウ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。監査の対象となる財務諸表の種類や監査の根拠となる制度・契約事項が異なる場合であっても、監査人が得るべき保証の水準は変わらない。異なりうるのは意見の表明形式(適正性・準拠性)である。イ=正しい。監査基準「第一 監査の目的」は、財務諸表の作成責任は経営者にあり、監査人の責任は独立の立場から意見を表明することにあるという二重責任の原則を明示している。ウ=正しい。監査の目的を明確にすることは監査基準の枠組みを定めることにもなり、監査に対する期待ギャップの緩和に寄与すると考えられている。エ=誤り。「一歩離れての評価」(財務諸表全体としての適正表示の評価)が求められるのは適正性に関する意見表明の場合であり、準拠性に関する意見表明の監査では求められない。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 監査論 問題11)

一問一答

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